背中のハリの解消には、まず菱形筋をほぐす!

パソコンやスマホの操作、家事などで長時間前かがみや猫背姿勢が続くと、肩甲骨の内側にある菱形筋にハリを感じやすくなります。肩が前に出る(巻き肩)姿勢では、肩甲骨が外側(外転)に引かれ続け、菱形筋は背骨側に寄せる役割を保ったまま伸ばされます。この状態が長く続くと、ハリや硬さを感じるだけでなく、筋力も低下し、さらに巻き肩が進行してしまいます。

ケアの第一歩は、菱形筋のハリの原因となっている筋硬結をほぐすことです。ハリがある状態で姿勢だけを直そうとしても効果は出にくく、かえって違和感が残ります。少し意外に感じるかもしれませんが、菱形筋は伸ばされている方が一時的にハリ感が減るためです。

まずは菱形筋をゆるめ、肩甲骨や背骨まわりの動きを改善しましょう。筋肉がやわらぐと姿勢も自然に整いやすくなります。日々のケアを少しずつ積み重ねることが大切です。